等級プロテクト特約について
等級プロテクト特約のことをご存知でしょうか?
等級プロテクト特約とは、事故を起こした際に、その年の等級をそのままにしておくという特約です。
等級とは安全運転の指標になるもので、1年間無事故ならば次の年に1ランク等級が上がるようになっています。
自動車保険契約時には等級は6等級からスタートとなっています。
この特約を付けるとその分保険料は高くなってしまいます。
しかし仮に事故を起こして3等級下がったとしたら元に戻すまでに3年かかります。
保険料は等級が高ければ高いほど安くなるので、事故によって等級が下がった3年間、値上がりした保険料を払うよりも等級プロテクト特約をつけておく方がトータルとしては保険料は安くなります。
保険とはもしもの時のためのものですから、自分は事故を起こさないから必要ないというのではなく、事故を起こしたら大変だという意識を持ってこの特約をつけておくことをおすすめします。
ただ最近はこの特約を扱っている保険会社は少なくなってきているようです。
更に保険を乗り換える時などに等級の引き継ぎがうまくできずに20等級が6等級になってしまったという話も少なくありません。
なのでこの等級については契約している保険会社のことを詳しく調べておいた方がよさそうです。